
任意でも選べたら便利なのに自動でアップデートされると非常に困ります、なにか解決策はあるのでしょうか?

大変便利なソフトがありますので紹介させていただきますね!「WPD」といいまして視覚的に操作できますので簡単にできますよ。
Windows10のアップデートによる問題点と体験談
- バッググラウンドでWindows10のアップデートデータを勝手にダウンロードする。
- Windows10のアップデートで起動時にインストールが始まる。
- アップデートのインストールが失敗しアップデート前に戻る復旧作業開始される。
- Windows10の起動ディスクが行方不明・破損しBIOS画面のループ。
- ブルースクリーンになり復旧不可能。
- 復旧しても不安定になり起動もままならずWindows10の再インストールをする事になる。
問題を数えれば沢山ありますが大きな問題点は6つとなります。
Windows10のアップデートを停止を解説していきます
Windowsはカスタマーエクスペリエンス向上プログラムやエラー報告などを通して、ユーザーの情報をMicrosoftに対して送信しています。
各情報を送信するかどうかを定める「プライバシー設定」は初心者にとってわかりにくいものです。どんな情報が送信されているかも実際にはわかりずらい仕様です。
「WPD」は、各種の個人情報を送信するプライバシー設定やバックグラウンドで動作するサービス、一定期間でプログラムを稼働させるスケジューラなどの各設定を手軽に変更できる無料のソフトウェアになっています。
WPDをダウンロードする
WPD | The real privacy dashboard for Windows.
https://wpd.app/

公式ページにアクセスし、
①.赤枠の「Download」をクリックしてソフトウェアをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを解凍機能などを使って解凍して、生成された「WPD.exe」をダブルクリックして起動してください。
WPDはインストール不要のソフトウェアなので、Cドライブのプログラムにはインストールされません。なので変にレジストリを改変されることも無いと思います。
解凍したフォルダ自体で動作していると意識してください。

①.赤枠の「任意のドライブに保存推薦」ご自身の保存に適するドライブに保存して構いません。動作はしますので大丈夫です。

①.赤枠の「クリック」をしてWPDを起動してください。
WPDのホーム画面
ホーム画面はこんな感じで、
「プライバシー」・・・各プライバシー設定を管理。
「ブロッカー」・・・遠隔情報収集やWindowsアップデートをブロック。
「アプリ」・・・隠されたアプリもアンインストールできます。
という項目で並んでいます。

WPDのプライバシー画面から「ローカルグループポリシー」
「プライバシー」画面はこんな感じで、「ローカルグループポリシー」ではWindowsカスタマーエクスペリエンス向上プログラムや、Cortana、利用統計情報などの使用許可設定が可能。なお、各項目のオンオフは左端のトグルボタンで切り替える事が可能です。

赤枠で選択した所のトグルボタンをオフにしました。
あくまでもこれは私の設定となりますので参考程度としてくださいね。
WPDからサービスとスケジューラーも管理できます
スクロールしていくとWindows上で動作するサービスやスケジューラのオンオフが可能になっています。私はここはデフォルトでつかっています。

画面下部の「表示 高度な設定」をクリックすると……
WPDの表示 高度な設定の仕方
ユーザーアクティビティの公開許可やPC設定の同期の許可、Windows Defenderによるウイルス対策の許可、カレンダー情報へのアクセスやマイクへのアクセスなどのWindowsアプリの各種アクセス許可なども設定可能になっています。

赤枠で選択されている「Windows Updateのすべての機能へのアクセス」のトグルボタンをオフに選択してください。


赤枠で選択されている「診断データーを使用してエクスペリエンスをカスタマイズする」のトグルボタンをオフに選択してください。まったく必要ありません。
WPDのブロッカーの設定の仕方
画面左端の赤枠部分をクリックすると「ブロッカー」の設定画面が開きます。
①.赤枠の「クリック」をして「スパイ」が緑色で選択されてONになっている事を確認してください。

「ブロッカー」画面では、
「スパイ」・・・Windowsによる情報収集をブロック。
「エキストラ」・・・SkypeやOneDriveといったMicrosoftによるアプリをブロック。「アップデート」・・・Windows Updateのブロックが可能。
まずはブロッキング方法を選択します。
- Windows Defenderのファイヤウォール機能を使う方法。
- Windowsフィリタリングプラットフォームを使う方法。
2種類が選択できます。
ファイヤウォール機能を使う設定のオンオフしますと、「ファイアウォールとネットワーク保護」の設定も切り替わる点に注意が必要。
今回はWindowsフィリタリングプラットフォームを使ったブロッキング方法を試します。

各項目を選択するとブロック機能がオンになります。今回は「アップデート」を選択してWindows Updateをブロックしてみます。
①.赤枠の「クリック」をして「アップデート」が緑色で選択されてONになっている事を確認してください。
すると、Windows Updateを適用しようとしても
「更新サービスに接続できません」という表記が出てアップデートがダウンロードできない状態に。アップデートを強制的にブロックしていますので成功になります。
他のサービス「エキストラ」「アンインストール」はあまり必要ない
「エキストラ」をブロックすると、Windowsに標準搭載されていないMicrosoftのアプリの通信が遮断されました。Bingの検索が無効化されていましたね。
画面左端のタイルアイコンをクリックすると、「アンインストール」の設定画面が開きます。
「アンインストール」の設定画面では、インストールされているアプリの削除が可能。
「アプリと機能」を用いたWindows標準のアンインストール方法と異なる点は、「Microsoft Pay」などの通常の方法ではアンインストールできないアプリも削除できるという点のですがいざ戻すにも試行錯誤しますのでPCの容量が圧迫してない限りいじる必要性はないと思います。
注意点として削除したいアプリを選択して、「選択削除」をクリックするとアンインストールが始まります。「本当に削除しますか?」といった確認ダイアログは一切存在せずにすぐにアンインストールが始まるため、注意が必要です。
WPDで自動アップデート停止を試してみての感想・レビュー
正直、Windowsの管理サービスからいちいちアップデートのタスクを手作業で無効していた時間が省け他の作業に時間を費やせるようになりました。
一ヶ月に2回はチェックしていましたので本当に助かってます。
バッググラウンドでアップデートのダウンロードも勝手にしていないし、従来の強制アップデートの問題は一切ありません。